まちづくりスポット神戸

子ども達の自主的な環境学習や実践活動をサポートする「まちスポこどもエコクラブ」。

昨年に引き続き5回シリーズで開催しています。

第2回目は8月6日（日）に「海洋プラスチックでアクセサリー（キーホルダー）」をコミュニティールームで開催し、大人9人、こども14人が集まりました。

まずは小学生サポーターと高校生サポーターによるエコクイズ！

今回はサステイナブルな暮らしをテーマに活動している「旅するオウチ」の近藤さんが講師となり、海洋プラスチックを使ったアクセサリー作りを教えてくれました。

近藤さんはアクセサリー作りの前に「この先もずっと、だいすきな美味しいお寿司を食べるためにどうしたらいいんだろう？」と自分にとって身近な問題に置き換えて、海にプラスチックゴミがなくなるためにはどうしたらいいか、とこどもたちに問いかけます。

さあ、いよいよ、砂浜を掃除して集まったプラスチック片を熱で溶かして、かわいいアクセサリーにリサイクルします。

プラスチックの種類によって、溶ける温度が違っていて、すぐ解ける物やなかなか溶けないものもありました。

みんな小さなプラスチックを扱うことに苦戦しながら、一生けん命！

砂浜の砂を探すと、意外と沢山の小さなプラスチック片が落ちています。

このプラスチック片はどこからきたのでしょうか？

海で捨てられたものだけではありません。街で捨てられたものや屋外で劣化して雨で流されてきたもの、災害などで流されてきたものなど、私たちの暮らしで使っていたものが海まで流され、劣化して小さくなって、土に帰ることなく残っているものです。

魚やイルカ、くじらやウミガメが食べたり、ケガをすることもあります。

生活クラブさんクリーンアップの活動報告からたくさんのことをこどもたちも学んでいました。

完成したアクセサリーやキーホルダーを身に着けることで、ちょっとでも地球にやさしい生活をこころがけることができるといいですね。

（まちスポこどもエコクラブ　エコサポーター）