まちづくりスポット神戸

全国でどんどん増えているこども食堂ですが、こどもは無料で実施することが多く、かかる費用の捻出に工夫が必要です。食材などは色々なところから寄付をいただくケースが一般的なので、いただいたものを上手に工夫して使えることも必要なスキルではないでしょうか？　今回は食支援をされているコープこうべさんから食材をご提供いただき、当日圧合ったメンバーで調理し、食材を余すことなく使いきる！という即興調理に挑戦していただきました！

まずは神戸大学准教授で管理栄養士でもある山下陽子先生による「ミニ食育講座」

栄養の考え方、調理の仕方（感染症対策）、献立作りについての知識も教えていただきましたが、学校給食の話も交えながらこども食堂は食育の場ではないか、と仰っていたのが印象的でした。

そして、グループに分かれて15分で献立作り！

足りないものを近くのスーパーまで買いに走ります。（主に肉類を少し買い足しました。総額3000円弱）

こんな行き当たりばったりな企画でも、さすがに普段から活動されている皆さんだけあって、献立を決めるのも調理も早い早い！　役割分担もさっと決まり、手際よく作業が進んでいきました。

最後には試食をしながら、交流。

今回のグループは日頃活動しているグループの方と一緒にならないように席を決めさせていただいたので、他のグループではどうしてる？などなど情報交換にもなり、各テーブル話しが尽きずとても盛り上がっていました。

食材はコープこうべさんと協定を結んで各こども食堂さんに毎回支援をいただくことができます。

色々な方の力を合わせて成り立っている、こども食堂。ネットワークでできることの力を感じた講座でした。