まちづくりスポット神戸

今回のイベントレポートは『プロといっしょにおまつり運営にチャレンジしよう』のイベント取材ライターに挑戦してくれたメンバーが作成した記事です。（ライティング指導：「子育てリモートワーク部」岩崎さん）

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10月14日土曜日にブランチ神戸学園都市で開催された「みんなのフェスティバル」1日目。

雨が心配される中の開催でしたが、大きな天気の崩れもなく、11時の開会から多くのお子様連れのご家族で賑わっていました。

私が取材をした森の広場の辺りでも、たくさんのご家族が楽しむ姿を見ることができました。

コミュニティールームでは、食にまつわるブースが多く開催されていました。

小規模保育園あんよの給食担当の方を中心とした「みんなのあんよ食堂」ではたくさんのご家族が、あんよの給食で出されている炊き込みご飯とスープを食べていました。

食事をしているお母さんに感想を伺うと、「スープに長芋など普段家で作るときはあまり入れないような材料が入っていて、とてもおいしく参考になります。」という声がありました。また、保育園の給食担当の方が作っているだけあって、「１歳の子でも食べられるくらいお肉も柔らかく、食べやすいです。」という感想も。

そこで、作っている方にお話を伺うと、

普段保育園の給食に出すサイズに野菜などをカットし、歯茎でつぶせる硬さにしているとのこと。

栄養バランスのとれたおいしいご飯を食べながら、屋内だけでなく、屋外のベンチなどからも楽しい声が聞こえてきました。

また、こちらでは栄養相談や腸活についてのお話などもされていました。

他にも、たまひめアイシングクッキー教室さんによるアイシングクッキー作り体験などのブースもありました。

アイシングクッキーは、国産の薄力粉を使ったクッキーに、かぼちゃやほうれん草などの

野菜や竹炭で彩色したアイシングクリームをしぼって作ります。

先生の「アイシングはあまり近くでやりすぎるとうまく描けないので、少し離して絞ってみてね。」というアドバイスを聞いて、子どもたちは真剣な眼差しで慎重にアイシングを絞っていました。

かぼちゃやお化け、星型のクッキーを好きな色のアイシングでデコレーション。お化けにリボンやポシェットを持たせるなど、みんなそれぞれおもしろいアイデアが満載でした。

参加した子どもたちに話を聞くと、「楽しかった！」「思ったよりうまく出来た！早く食べたい！」と感想を聞かせてくれました。

作ったクッキーが壊れないように、宝物を持って帰るように大切に抱えて帰る姿が印象的でした。

ステージ近くには、みらいびじょんさんによる動体視力を試すゲームやSINGさんによる「こどものおみせ」がありました。

こどものおみせでは、こども店員さんが駄菓子を販売。

千円札を握りしめて買いに来るお客さんの子に、電卓を使って「200円になります。」と接客する子ども店員さん。

本物のお金を子どもだけでやり取りする姿には、緊張とワクワクが入り混じった表情が見えました。

また、クライミングウォール側子どもも楽しめる工作のブースが充実していました。

家族のアルバムを作るママの会さんでは、自分で色、柄、シールを選んで、のりを使ったカメラ工作を、都市と山村をむすぶ会さんでは、間伐材や端材を使った椅子などの工作といったブースがありました。

あろMaMaけあさんのセンサリーボトル作りのブースでは、同じ小学校のお友達という女の子３人が、好きな色を選んだ液体の中にセロハンやビーズなどで可愛く飾っていました。

「できあがったらどこに飾りたい？」と尋ねたところ、「自分の部屋！机の上かな？」と答えてくれました。

３人仲良く作ったボトルは素敵な思い出になること間違いなしですね！

私は、今回のライター取材体験を通して、地域の方々と子どもたちの「つながり」を感じることができました。

ここでは、子どもたちに楽しんでもらうため、お母さんに少しでも癒しを感じてもらうために、地域で活動するまちスポの会員の方々の姿がありました。

もちろん、お子様連れの家族だけでなく、いろんな方々が楽しめるイベントでしたが、

小学生を育てる私にとっては、それが嬉しい発見でした。

子どもが楽しめる場所、お母さんが癒される場所は、きっと近くにもあるのだと感じました。

（記事作成： Y.A　  写真撮影：ryoko ,  y.matsu ）