まちづくりスポット神戸

イベントレポート

2022年6月4日(日)10:00〜12:00 認知症の方へのやさしい声かけ勉強会

「認知症の方へのやさしい声かけ勉強会」を本多聞あんしんすこやセンターと共催で開催致しました。

当日は地域住民の方や地域で高齢者のつどい場の活動をされている方など8名が参加しました。

まずは本多聞ケアホームの施設長の友清先生より、「認知症とは?」を学びました。

認知症は脳に何らかの障害があり、起こる症状ですが、どこに障がいを負うかで症状も変わってきます。

認知症の種類とそれぞれの症状の特徴を知ると、「人柄が変わってしまった」「ぼけてしまった」等マイナスイメージでひとくくりにされてしまいがちな認知症の症状に対して、その原因を少し理解することができました。

脳の障がいが原因の「中核症状」は私たちにはどうすることもできませんが、中核症状によって生まれたストレスや不安がひきおこす「周辺症状」は、環境によって軽減することができるのかもしれない。

だからこそ、ご近所さんや困っている高齢者を町でみかけた時、わたしたちには「やさしい」声かけが必要なのだと分かったところで、後半はロールプレイを行いました。

会場をブランチ神戸学園都市の施設内に移動して、様々なシチュエーションでロールプレイに挑戦です。

まずは施設内で顔見知りのご近所さんが困っていたら、、、という設定で声かけを練習しました。

みなさん、目線をあわせつつ、驚かせない、否定しないを心がけて、声かけに挑戦。

 

次は、全く面識のない方で困っていそうな高齢者を施設で見かけたら…という想定で練習です。

ブランチ神戸学園都市の支配人と防災センターのスタッフも声かけ練習に参加しました。

 

 

講座受講後は、高齢者の方をお店や道で見かけたとき、どんな様子かな?と気にかけようと思うという声が上がった。

自分のまわりにいる人たちを少し気にかけて見守る。

そんなちいさなことの積みかさねでだれもがすみやすい街に少しずつ近づいていくのだと感じた。

 

やさしい声かけの前にはまず、やさしい見守りがあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

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認知症の方へのやさしい声かけ勉強会

例えば、こんなことありませんか?
公園で、、、「あのおじいちゃん様子が変だな、きになるけど、何て声をかけよう」
職場で、、、「なにか困ってるみたいだけど、そもそも声をかけてもいいのか分からないし、勇気がいるなぁ」
家庭で、、、「最近、母の様子が心配。認知症かもしれない…接するときのコツってあるのかしら」

認知症の方が迷子になってしまうと、時間が経つほど見つけることが困難になり、事故などに遭うリスクも高まります。
認知症になっても地域で安心・安全に暮らすことができるよう、私たちにできることを学んでみませんか?
ブランチ神戸学園都市の施設の中で認知症の方に遭遇したら?という想定で、声かけの練習をする実践的な勉強会です。
気軽な気持ちでだいじょうぶ。
ちょっとした知識の習得と練習をしてみませんか?
小学生からおとなまで、どなたでもご参加をお待ちしています。


場 所:ブランチ 神戸学園都市 コミュニティルーム
    (座学の後、施設内にてロールプレイを行います)
講 師:友清正雄(本多聞ケアホーム)
    ※新型コロナの感染拡大状況によって変更や中止になることがあります。
日時
2022年6月4日(日)10:00〜12:00
場所
コミュニティルームブランチ神戸学園都市施設内
【参加費】
無料
【事前予約】
先着10名
【対象】
小学生からおとなまで、どなたでも
【お問い合わせ先】
まちづくりスポット神戸
078-797-7833
machispo@cskobe.com