まちづくりスポット神戸

スッキリとした秋晴れの中、地域で読み聞かせや絵本に関わる活動をされている10団体がブランチに集合して「みんなよっといで！読み聞かせ大集合」が開催されました！

本企画は神戸市予約図書受取コーナー開室３周年の記念として、地域の子どもたちに楽しんでもらえる本や絵本を通じた交流イベントが出来ないかと約1年前から準備してきました。

まちづくりスポット神戸の登録会員さんのほかにも、小学校で読み聞かせをしているお母さんたちのグループ「Mama’s ブックタイム」「舞ブック応援団」やパパが笑顔で育児に関われることを目的として活動している「ファザーリングジャパン関西」など様々な団体さんが参加して下さったことで、個性あふれる多種多様な読み聞かせを楽しむことができるイベントになりました。

当日はブランチ神戸学園都市の森の広場や芝生スポットなど、6カ所で18回もの読み聞かせを実施。

こどもたちはスタンプラリーの台紙を片手に次はあっち！次はこっち！とぐるぐる回りながら読み聞かせを楽しんでいました。

「かば☆うま」の芝生スポットでの読み聞かせはとっても気持ち良さそう♬

流通科学大学のLibroの大学生のステージもこどもたちに大人気♬

せっかく絵本のイベントをするのだからと、おおきな絵本やさわる絵本など、色々な絵本を紹介したいなと思っていたところ出会えたのが手作りの巨大絵本を使ってコンサートなどを開催してきた「おたまじゃくしとカエルの会」とてんやく・点字つき絵本の普及活動をしている「ふれあい文庫」さんでした。

「おたまじゃくしとカエルの会」が所蔵する手作りの巨大絵本は読み聞かせ・朗読グループの「言の葉の和」が読み聞かせをしました。おおきな絵本に子どもたちの目はくぎづけ！大人も楽しめる迫力の読み聞かせでした。（言の葉の和はそのあと衣装を変えて別の会場でも歌舞伎をモチーフにした絵本を読み聞かせしてくれました♪）

さわる絵本についてはふれあい文庫さんにご協力頂き、てんやく絵本や点字付きさわる絵本の展示、そして「さわるめいろ」の体験ワークショップと代表の岩田先生による講演会を開催しました。（こちらの詳細は別途レポートをあげています。ぜひご覧ください）

そして、ワークショップで紹介されたさわる絵本は移動本屋の「わわわ」で購入することができるようになっており、実際にワークショップの帰りに購入して下さった親子も・・・！わわわでは絵本の販売のほか、サポートメンバーによる読み聞かせも開催されました

もちろん、開室３周年の予約図書受取コーナーに併設されているまちスポらぼでもファザリングジャパンや一般社団法人Babyガーデンの読み聞かせを開催♪

その他にもスタンプを集めたら参加できるしおりづくりや、あおぞら絵本のコーナー、フルーツの感想カードもたくさんのこどもたちが参加してくれていました♪

最後はボンジュール紙芝居による朗読「あらしのよるに」を会場みんなで心地よく聞き入りながらイベントは終了となりました。

絵本を通じて、地域のひとたちがゆるやかにつながる。

読み聞かせの多様性を通じて、地域に生きる人たちの多様性もじんわりとにじみ出てくる。

絵本のページをめくるごとにくるくると表情を変えるこどもたち見守りながら、おとなの表情もゆるんでいく。

そんなあたたかいイベントとなりました。ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。