まちづくりスポット神戸

いよいよ、2022年度LABO大学ゼミスタートしました！

初回は関西学園大学非常勤講師である杉山精一先生にお越し頂きました。

杉山精一先生は今年3月まで神戸市外国語大学で准教授として、教職を目指す学生さんを指導してこられました。

初回のテーマは「学びのアプローチ～ネット検索の落とし穴～」です。

ドキッとするテーマですね。

参加者は6名、みなさん少し緊張した様子でしたが、自己紹介が始まるといきいきと今日の学びの場に対する意気込み、自分の興味関心ごとについて話されました。まちスポらぼは小さな空間なので、すぐに和気あいあいとした雰囲気に―――。ひとりひとりの話を興味深げに聞いておられた先生、「みなさんすごいですね。自分の方が学ぶことが多そうです」と驚いた様子でした。

自己紹介のあとは、いよいよ講義に入ります。

連想検索や論文の検索サイトなどの紹介や、検索のコツなどの基本から入り、どんな検索ワードを選ぶのかについて、実例を交えてのお話へと続きます。

身近な風景の中の「違和感」をいかに見過ごさずに、見つけることができるか。

疑問を感じ、問いをたて、予想したうえで、調べてみる。

その時、どんなふうなキーワードを持ってくるかで、引きよせる情報が変わってきます。

このあたりから徐々に、学ぶことの本質へと近づいていきました。

先生の豊富な経験が語られると、「なるほど」「知らなかった」とみなさんの表情がくるくると変わります。

あっという間の90分でした。

さすが知的好奇心あふれる皆さん、参加者同士でも質問したり、名刺を交換したりと学びを通じた緩やかな交流も自然と生まれていました。

「学ぶことは」は「気づくこと」が始まりなのでしょうね。

LABO大学ゼミ、初回にぴったりの講座となりました。

次回もおたのしみに、、、！