まちづくりスポット神戸

LABO大学ゼミ、最終回は兵庫県立大学名誉教授の野津隆志先生による「心のリフレッシュ～タイの仏教とマインドフルネス～」の講座でした。

講座は鈴（リン）の音を聴き集中するところから静かに始まりました。

講座の前半は仏教とタイという国について学びます。

タイは仏教の国で、托鉢や寄進といった習慣が国民に根付いているそう。

子どもたちも小さな頃から瞑想をする習慣があり、幼稚園や小学校・中学校で瞑想する様子を動画でみせてもらいました。

野津先生は実際に何度もタイに足を運ばれているそうで、タイの国ならではのエピソードを色々と聞かせていただきました。

動画も先生のお話も「知らなかった！」が沢山あって、参加者の皆さんも興味深々です。

いよいよ後半はマインドフルネス瞑想の実践。

過去の後悔や未来の不安を手放し、「いま現在」だけを見つめる…

瞑想中に雑念が浮かんできますが、慣れてくるとその手放し方がわかってくるそうです。

（私たちスタッフも瞑想に集中しすぎて、写真を撮るのを忘れました💦）

最初は椅子に座っての瞑想に挑戦、そのあとは歩きながらする瞑想にも挑戦です。

足の裏の感覚に集中しながら、息を吸って、吐いて、と呼吸に合わせてゆっくりと歩きます。

からだがぐらついたり、意外とむずかしそう。

足の裏から雑念が流れていくイメージで雑念を手放していきます。

「歩く瞑想」は初めて体験したという方が多く、皆さんとても新鮮だったようです。

講座終了後には感想や質問もたくさん出ましたが、「癒された」「自分の気持ちと向き合えた」などのお声が多く聞かれました。

今回の講座は申込開始当初から、反響が大きくて、すでに第二の開催が決まっています。

申込がスタートしましたら、まちづくりスポット神戸の公式LINEやHPでお知らせ致します。

ぜひご参加いただき、ショッピングモールで「マインドフルネス瞑想」といういつもとちょっと違う時間の過ごし方を体験してみてくださいね。

終了後はいつもの風景が違ってみえるかも？

野津先生、ありがとうございました。